サンテリーア(読み)さんてりーあ

世界大百科事典(旧版)内のサンテリーアの言及

【アフロ・アメリカ文化】より

…そしてキューバの一部で話されているニャニギスモは,スペイン語とヨルバ語の混合したものである。
[宗教]
 一般にアフロ・アメリカの宗教という場合に挙げられるのは,ハイチのブードゥー,ブラジルのマクンバ(ウンバンダ),キューバのサンテリーアなどであるが,そのいずれもが西アフリカのフォン族やヨルバ族に起源を持つ原始宗教とカトリックとの混交宗教である。スペインやポルトガルの植民当局が植民政策の一つとして原住民インディオや黒人奴隷にカトリックへの改宗を強制したことはよく知られている。…

【キューバ】より

…宗教は社会主義国家の法律に違反しない範囲で許容されているが,ローマ・カトリック教は大きな影響力をもっておらず,教会も社会活動の中心とはなっていない。一部の人々の間ではアフロ・キューバ系の宗教であるサンテリーアSanteríaがいまだに信仰されている。 キューバの社会は革命によって一変した。…

※「サンテリーア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android