サーバルカル,V.D.(読み)さーばるかる

世界大百科事典(旧版)内のサーバルカル,V.D.の言及

【ヒンドゥー・マハーサバー】より

…当初,ラージパット・ラーイやM.M.マラビーヤなど国民会議派の有力な指導者もメンバーで,組織は会議派とともに成長した。しかし,20年代末から宗教的セクト主義の性格がいっそう強まり,37年から48年まで総裁の座にあったサーバルカルVinayak Damodar Savarkar(1883‐1966)の時代には会議派と立場を異にし,イギリスの戦争努力を支持し,42年の〈インドを去れ〉運動で会議派指導部が投獄されている間に勢力を伸長させた。パキスタン構想(ムスリムの分離独立)にヒンドゥー・コミュナリズムの立場から激しく反対したが,インド独立後,48年1月のM.K.ガンディー暗殺に関連しているとして,暗殺者が所属していた民族義勇団RSSとともに政府の弾圧を受けた。…

※「サーバルカル,V.D.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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