世界大百科事典(旧版)内のシセロ神父の言及
【ジュアゼイロ・ド・ノルテ】より
…単にジュアゼイロとも呼ぶ。1872年シセロ神父Cícero Romão Batistaが説教を始めたときは一寒村にすぎなかったが,彼がセルトン(半乾燥内陸地帯)の貧しい農民から奇跡を行うキリストの再来と信仰されてから一大巡礼地となり,シセロが死亡した1934年には約4万人が居住するセルトンの雄都となっていた。ブラジルのセルトンには,この種のメシアニズムの伝統が強い。…
※「シセロ神父」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」