シャウナカ派(読み)しゃうなかは

世界大百科事典(旧版)内のシャウナカ派の言及

【アタルバ・ベーダ】より

…起源的に他の3ベーダと異なる《アタルバ・ベーダ》は,初めは正統のベーダと認められなかったが,しだいにその地位を向上させ,祭式全般を監督するブラフマン祭官に属する聖典として,第4のベーダの地位を獲得した。伝承によれば,このベーダは9派に分かれていたというが,現在伝わるのはシャウナカ派,パイッパラーダ派の2派である。一般に流布しているシャウナカ派のものは20巻より成り,大部分が韻文で731賛歌を含む。…

※「シャウナカ派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android