世界大百科事典(旧版)内のシュッコンルーピンの言及
【ルピナス】より
…ホソバルーピンともいう),北アフリカ,シチリアからイスラエル地域に野生するシロバナルーピンL.albus L.(英名white lupine)などがあり,豆を除毒して食用とするものにパレスティナからエジプト原産のエジプトルーピンL.termis Forsk.(英名Egyptian lupine)やシロバナルーピンがある。また,花を観賞するために栽培されるものにキバナルーピンや南ヨーロッパ原産のカサバルーピンL.hirsutus L.(英名blue lupine)(イラスト),北アメリカ西岸(ワシントン州からカリフォルニア州)原産で多年生のシュッコンルーピンL.polyphyllus Lindl.(英名Washington lupine)などがある。【星川 清親】
[観賞用品種]
改良種ラッセル・ルピナスRussell Lupinusはイギリス人ジョージ・ラッセルが1937年に作出したもので,シュッコンルーピン(シュッコンルピナスともいう)を片親とする雑種といわれるが,花穂が長く花色が豊富である。…
※「シュッコンルーピン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」