世界大百科事典(旧版)内のシュテファーニ,J.の言及
【信仰属地主義】より
…君主とは異なった宗派の信仰をもつ住民は財産を売却し,移住税を支払えば,領邦外に移住する自由は保証された。このような信仰属地主義は〈支配者の宗教,その地に行わるcujus regio,ejus religio〉と定式化されるが,これは1600年に教会法学者ヨアヒム・シュテファーニによって定式化されたものである。カトリック派,ルター派の両宗派共存を認められた帝国都市の住民の場合は,両宗派の範囲内では比較的自由に宗派を選べた。…
※「シュテファーニ,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」