世界大百科事典(旧版)内のシュトラウス,B.の言及
【シャウビューネ】より
…俳優,演出家,装置家など役割の固定化してしまった従来の芝居づくりの形態を否定し,集団制作の方法によって演劇創造を行い,また現代社会における自己検証を行いつつ,社会への批判的姿勢のあり方を追究してゆくという方針で,多面的なプログラムをもって活動を行っている。演出家としてはシュテッケル,グリューバー,文芸部に劇作家のB.シュトラウス,美術にK.ヘルマンなどがいる。演目は多彩で,ギリシア劇,シェークスピア劇,ドイツ古典劇,ブールバール劇,革命演劇などを,精密な考証と問題意識を踏まえて批判的に上演し,また,現代劇も数多く上演している。…
※「シュトラウス,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」