世界大百科事典(旧版)内のジュッダ条約の言及
【アラビア半島】より
…当時ヒジャーズでは,第1次世界大戦下のアラブ反乱の名目上の代表者シャリーフ(ハサン家のものの称号)フサインが,イギリスの援助のもとにヒジャーズ王として支配していた。アブド・アルアジーズは,24年にフサインを追ってヒジャーズを併せ,27年には〈ナジュドおよびその属国の王〉と称し,同年,イギリスとのあいだにジュッダ条約を結んで,初めて独立国として国際的に承認され,32年,国名をサウジアラビアと定めた。【嶋田 襄平】。…
※「ジュッダ条約」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」