世界大百科事典(旧版)内のスカラベ形印章の言及
【印章】より
…円筒印章の使用は,バビロニアからの影響で王朝前時代の末から始まったが,その後この形式はあまり発達せず,新帝国時代以後ほとんど行われなくなった。そのかわり陶製や石製のスカラベ形印章が普及し,ひもや針金を通したり,指輪にはめたりして,携帯された。
【エーゲ文明】
エーゲ文明の印章も円筒印章は少なく,大部分はスタンプ形であった。…
※「スカラベ形印章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」