世界大百科事典(旧版)内のスキサメトニウムの言及
【筋弛緩薬】より
… 競合的遮断薬の代表は塩化ツボクラリンで,伝達物質アセチルコリンが受容体に結合するのを妨げる。一方,脱分極性遮断薬の代表的なものはスキサメトニウム(サクシニルコリン)やデカメトニウムである。この種の筋弛緩薬はアセチルコリン受容体と結合して,持続的な脱分極を起こし,神経の伝達を遮断することによって,筋弛緩をもたらす。…
※「スキサメトニウム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」