スクラップ・アンド・ビルド政策(読み)すくらっぷあんどびるどせいさく

世界大百科事典(旧版)内のスクラップ・アンド・ビルド政策の言及

【石炭鉱業】より

…そこで合理化による石炭鉱業の自立化をめざす政策が構想され,55年7月に石炭鉱業合理化臨時措置法が成立した。同法は,立坑開発を中心とする合理化工事の促進と石炭鉱業整備事業団による非能率炭鉱の買上げ整理というスクラップ・アンド・ビルド政策によって,石炭鉱業に輸入エネルギーに対抗しうる競争力をつけることを目標にした。石炭業界はいわゆる神武景気によって55‐57年にはいったん景気を回復したが,58年には重油転換が本格化し,石炭危機が再来した。…

※「スクラップ・アンド・ビルド政策」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android