世界大百科事典(旧版)内のスタジオ・グラスの言及
【ガラス工芸】より
…この頃からガラス工芸は,一品制作を主体とする芸術的作品を作ろうとする工芸作家と,大量生産を前提とする工業デザイナーとの分化が始まる。第2次世界大戦後は,63年アメリカのトリードで,自らの工房で自らの手でガラス作品を作ろうというスタジオ・グラスを標榜するグラス・アーツ運動が,ラビーノDominick Labino(1910‐ )とリトルトンHarvey K.Littleton(1922‐ )らによって展開された。この運動はヨーロッパその他の国々にも伝わり,今日では世界的なひろがりをもって展開されている。…
※「スタジオ・グラス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」