スチュアート,B.(読み)すちゅあーと

世界大百科事典(旧版)内のスチュアート,B.の言及

【電離圏】より

…これにより電離層はケネリー=ヘビサイド層とよばれていた。一方,1878年にスチュアートB.Stewartは,地球磁場の日変化の原因が上層大気中に存在する電気伝導領域を流れる電流であるという仮説を立てていた。1925年になって,アップルトンE.V.AppletonとバーネットM.A.F.BarnettおよびブライトG.BreitとチューブM.A.Tuveのイギリスとアメリカの二つのチームによって独立に最初の電波反射実験が行われ,電離層の存在が確認された。…

【電離圏電流】より

…電離圏は電気伝導性をもっているわけである。地球の上層大気中に電気伝導領域が存在することは,1878年にスチュアートB.Stewartが地磁気日変化の原因として示唆しており,1902年にはA.E.ケネリーとO.ヘビサイドが電波の反射層として示唆している。電離圏を伝わる電波が屈折・反射するのは,電波によって電離圏中に電子の振動電流が生じるためである。…

※「スチュアート,B.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android