ステルス値上げ(読み)ステルスネアゲ

デジタル大辞泉 「ステルス値上げ」の意味・読み・例文・類語

ステルス‐ねあげ【ステルス値上げ】

シュリンクフレーション

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

知恵蔵mini 「ステルス値上げ」の解説

ステルス値上げ

企業などが商品価格を据え置いたまま内容量を減らす現象英語の「ステルス(こっそり行う)」に「値上げ」を合わせた造語で、実質的な値上げでありながら消費者が気づきにくいことを表している。「実質値上げ」「隠れ値上げ」「サイエンス値上げ」とも呼ばれる。近年日本英国で相次いでおり、英国では英語の「シュリンク(縮む)」と「インフレーション(物価が上昇する経済現象)」を掛け合わせた「シュリンクフレーション(shrinkflation)」という造語が用いられている。

(2018-4-3)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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