ストーン,C.W.(読み)すとーん

世界大百科事典(旧版)内のストーン,C.W.の言及

【教育評価】より

…また教育評価は,一般的には,ランクづけや序列化の活動と理解されがちであるが,その機能は,本質的にはこれらとは無縁であって,〈教育実践に内在〉し,教師がみずからの教えるべき目標,教材,指導方法等を点検しなおし,〈子どもを見る目〉を一層確かなものにしていく契機なのである。 そもそも〈教育評価educational evaluation〉という概念は,1930年代にアメリカにおいて,20世紀初頭からE.L.ソーンダイク,ストーンC.W.Stoneらによって展開された教育測定educational measurement運動に対する批判の中で登場した新しい考え方である。それは教育測定の考え方が教育の中に〈数量化〉をもちこみ,客観テスト,標準テストの重要性を強調したのに対して,学習過程の評価のための事例研究法,観察法,生徒の自己評価の方法,教師自身の手になるテストの工夫など多様な手段で,生徒の学習状況を把握しようとするものであった。…

※「ストーン,C.W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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