世界大百科事典(旧版)内のスパンボンド紙の言及
【合成紙】より
…合成フィルム紙は合成紙の主流を占め,ポスター,カレンダー,包装袋などに用いられ,また紙粉が出ないので微量のちりをも嫌う電算機室などでの筆記用紙としても使用される。(1)と(2)の中間にあるスパンボンド紙は,紡糸口金から出た長繊維をランダム配向させ熱融着してシート状にした合成紙で,強度が高いのが特徴である。
[合成プラスチック板紙]
一種の複合材料であり,たとえば硫酸カルシウム70%とポリオレフィン30%とからなる段ボール紙的材料は,天然原紙に比べ耐水・耐湿・耐日光性などの点ですぐれている。…
※「スパンボンド紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」