世界大百科事典(旧版)内のスミュルナの言及
【イズミル】より
…軍事的にも重要でNATOの司令部がおかれている。前1000年ごろ,アイオリス人の植民市スミュルナSmyrna(スミルナ)として建設され,前627年にリュディアによって破壊されたが,ローマ時代に復興し,商港として,またキリスト教伝道の拠点として繁栄した。7世紀にアラブ軍の侵攻をうけ,11世紀以後,トルコ人,ジェノバ人,十字軍,ティムール軍などによって争奪戦が演じられたが,1415年にオスマン帝国領に編入された。…
※「スミュルナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」