スラリー濃縮用ろ過器(読み)すらりーのうしゅくようろかき

世界大百科事典(旧版)内のスラリー濃縮用ろ過器の言及

【ろ過(濾過)】より

…多孔性の膜や層のろ材を通して,気体あるいは液体の流動相のみを通過させ,混在する固体粒子を分離する操作。普通はろ紙を用い,これを適当な漏斗にはめ込み,この上に液を注いでろ過する。分離できる粒子の大きさはろ過層の穴の大きさに支配されるので,コロイド粒子など数μm程度以下の微粒子を分離するのには限外ろ過をしたり,遠心分離してからろ過を行うなどする。通常のろ過でも,目の細かいろ紙を用いるとろ過速度が著しく遅くなるため,吸引ろ過あるいは加圧ろ過などが行われる。…

※「スラリー濃縮用ろ過器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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