世界大百科事典(旧版)内のセビニェ風の言及
【髪形】より
…女性は針金で山形にし,レースなどを張ったフォンタンジュという髪飾を用いた。またセビニェ夫人にちなんで名付けられた,両頰に編んだ髪を垂らし後頭部をふくらませた〈セビニェ風〉という髪形が好まれた。その後〈頭の先から足先の真ん中に顔がある〉とさえいわれるほどの高い髪が宮廷での祝宴などで流行し,庶民も花やリボン,羽毛で飾った大きなボンネットをかぶった。…
※「セビニェ風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」