世界大百科事典(旧版)内のセルディンガー法の言及
【心臓カテーテル法】より
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[心臓カテーテル検査]
実際に心臓に障害がある患者が心臓カテーテル検査を受けるときには,その検査の必要性と検査を受けたら何がわかるか,どのような危険性があるかの説明を受けてから,精神安定剤を服用して検査を受けることになる。通常右腕の肘静脈より皮膚切開法によって,あるいは右大腿静脈への穿刺法(セルディンガー法)によってカテーテルを挿入し,血流にそって肺動脈まで挿入部のカテーテルを操作して導く。右心房,右心室,肺動脈の圧測定,血液の採取を行い,右心系の圧上昇の有無(肺高血圧症,心不全),欠損穴を通じての逆流性血液混入の有無(心房中隔欠損,心室中隔欠損)を検査し,心拍出量の測定などを行う。…
※「セルディンガー法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」