世界大百科事典(旧版)内のセロ・デ・パスコ鉱山の言及
【ペルー】より
…植民地時代,中・南部は金銀の産地として知られ,また南部のクスコを中心に織物工業が発展したが,独立以降はコスタに対して食糧および労働力を供給する後進地域にとどまっている。20世紀に入ると中部のセロ・デ・パスコ鉱山がアメリカ資本の下に銅,亜鉛の生産を再開し,1950年代,南部のマルコナ(鉄鉱石),トケパラ(銅)鉱山が開発された。独立以降,自由貿易・輸出経済体制が確立し,経済の中心はコスタに移行した。…
【ラ・オロヤ】より
…セロ・デ・パスコ鉱業会社によって設立された精錬所を中心に発達した都市。北部のセロ・デ・パスコ鉱山,西部のモロコチャ鉱山,カサパルカ鉱山からの銅,亜鉛,銀などの鉱石を精錬する。1972年精錬所は国有化されて,国営セントロミンCentromín社によって経営されている。…
※「セロ・デ・パスコ鉱山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」