ソコトラ語(読み)そことらご

世界大百科事典(旧版)内のソコトラ語の言及

【アラビア語】より

…碑文の内容が定型的であるため言語の全容を知るには不十分であるが,比較セム語学上重要な資料である。今日少数ながら話されるオマーン国のメフラ語,シュハウラ語,ソコトラ島のソコトラ語も南アラビア語に属する。北アラビア語は,他のセム諸語にくらべると紀元前の古い資料を欠くが,ペトラを首都として現在のシリア南部からヨルダンおよびサウジアラビア北部に勢力を振るったナバテア王国の遺跡から出た前1世紀ころ以後のアラム語の碑文には,書き手の母語であるアラビア語の影響が年を追って著しく,南シリアのナマーラ出土の後328年の碑文はほとんどアラビア語である。…

※「ソコトラ語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android