ソビエト連邦国防人民委員部(読み)そびえとれんぽうこくぼうじんみんいいんぶ

世界大百科事典(旧版)内のソビエト連邦国防人民委員部の言及

【赤軍】より

…その後,第1次五ヵ年計画に始まる工業化の中で,兵器,装備の強化がはかられ,30‐39年の間に砲兵は7倍,飛行機6.5倍,戦車は1934‐39年で2.5倍になった。 制度面では,1934年,陸海軍人民委員部がソビエト連邦国防人民委員部に改組され,35年には革命で廃止されていた位階制が復活,5名の元帥が誕生した。しかし,1930年代半ば東西両正面で日独の脅威がます中で,ソ連全土をおそった大粛清は,38年のトハチェフスキー元帥の粛清を皮切りに軍首脳部の大部分を一掃することになり,赤軍に大打撃を与えた。…

※「ソビエト連邦国防人民委員部」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android