世界大百科事典(旧版)内のタウロイ人の言及
【髑髏】より
… どくろには故人の霊や魔力がひそむと考えられたことから,さまざまな風習や伝承が生まれたが,それらはみなキリスト教布教以前か,その影響が及ばなかった地域のものである。タウロイ人は敵の首を長い棒に刺して風雨にさらしたまま屋上高く掲げて,屋敷を守護させた(ヘロドトス《歴史》第4巻)。人のどくろから狂犬病の薬がつくれるとプリニウスは言う(《博物誌》第28巻)。…
※「タウロイ人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」