世界大百科事典(旧版)内のタカブジグの言及
【比重選別】より
…空気動ジグの一種で,従来その主流であったバウムジグBaum jigにおいては,空気室が網室に隣接する構造となっている。日本の高桑健によって考案されたタカブジグ(海外ではバタクジグBatac jigの名で知られる)は,空気室を床網の下に分散配置した設計で,大型化に適しているなどの特徴のため,近年,全世界に広く普及しつつある。 乾式処理用の比重選別装置は,湿式に比べて発達が遅れているが,空気テーブル,空気ジグなど,振動と空気流によって粒子群を半ば流動化させる機構のものがなん種か使われている。…
※「タカブジグ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」