世界大百科事典(旧版)内のタピオの言及
【フィンランド】より
…機能主義に拠りながら,北欧の風土に根ざした造形を探求しつづけた建築家アールトーは,都市計画,地域計画,室内装飾と工芸にも影響を及ぼした。白大理石のフィンランディア・ホール(1971)は彼の優美な記念碑で,またヘルシンキ郊外のタピオラは田園都市計画の見本とされている。
[学術研究]
フィンランドでは民間伝承や民俗信仰に関する資料が全国で組織的に収集されていて,これに基づき民話を地理的・歴史的に比較考証してその原型と伝播経路を探究する民俗学的研究法がクローンにより打ち立てられた。…
※「タピオ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」