世界大百科事典(旧版)内のタービンスピナーの言及
【ロケット】より
… 液体ロケットの起動や運転は固体ロケットより複雑で,しかも方式の違いによる差異も著しい。図5に示すような典型例では,ポンプ出口圧力が上がらないとガス発生器に推薬が送り込まれないことから,まずポンプの軸を強制的に外部から駆動する必要があり,このための補助的ガス発生器などをタービンスピナーという。供給系起動後はメーン弁を開き,燃焼室に推薬を導くが,これにわずかに先立って点火器に点火し噴射後直ちに燃焼が開始されるようなシーケンスが組まれる。…
※「タービンスピナー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」