世界大百科事典(旧版)内のダイヤのジャックの言及
【ロシア・ソビエト美術】より
…世紀末から20世紀初頭にかけて,リアリズムとモダニズムの二つに大別される多数の美術団体が登場し,ロシア絵画に大きな進歩が始まる。後期印象派の影響を受けた〈ダイヤのジャック〉派の登場(1910)など,ようやく西欧近代美術の水準に達したところで革命を迎えることになった。 なお,18世紀から盛んとなった民衆版画ルボークは,こうした時流に染まることなく,20世紀初頭にいたるまでロシア古来の絵画的伝統を維持しつづけていた。…
※「ダイヤのジャック」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」