世界大百科事典(旧版)内のダウ工業株30種平均株価の言及
【株価指数】より
…すなわち,加重総和式の加重要因を上場株式数としたものである。古くはアメリカのスタンダード・アンド・プアー社が当初233種から,現在ではこれを500種に拡大して発表し(SP500種平均株価),ダウ工業株30種平均株価と併用される代表的指数となっている(後述)。トロント,ロンドン,パリ,東京の各株式(証券)取引所もこの指数方式を採用している。…
【ダウ式平均株価】より
…権利付き最終日の株価合計をA,同日の恒常除数をN,当該新株落ち相当金額をPとすると,新恒常除数Xはとなり,権利落ち日の株価合計をA′とすると,同日のダウ平均株価D′はとなる。ダウ・ジョーンズ社では1884年に鉄道9種をはじめとする11種平均株価を発表したが,現在ではニューヨーク市場を代表する工業株30種(いわゆるダウ工業株30種平均株価)のほか,鉄道株20種,公共株15種,総合65種をもっている。当初は還元式修正方法がとられたが,1928年の工業株30種平均より現在の恒常除数修正方式に変わり,今日に至っている。…
※「ダウ工業株30種平均株価」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」