世界大百科事典(旧版)内のダテゲラの言及
【蓑】より
…東北地方ではケラと呼び,雨,雪の日に必要なものであった。またダテゲラという蓑は,海菅(うみすげ)という海草を黒く染めて作るが,とくに首のまわりには各種の色糸を用い,鶴亀,矢羽根,松竹梅などの模様を編みこみ,背部には麻,シナノキの皮を長く垂らして装飾とした。これは農家の婚礼の行列に着用し,祝樽をかつぐのに用いた。…
※「ダテゲラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
…東北地方ではケラと呼び,雨,雪の日に必要なものであった。またダテゲラという蓑は,海菅(うみすげ)という海草を黒く染めて作るが,とくに首のまわりには各種の色糸を用い,鶴亀,矢羽根,松竹梅などの模様を編みこみ,背部には麻,シナノキの皮を長く垂らして装飾とした。これは農家の婚礼の行列に着用し,祝樽をかつぐのに用いた。…
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