ダンテスカ(読み)だんてすか

世界大百科事典(旧版)内のダンテスカの言及

【いす(椅子)】より

…これに背板とひじ掛け用の側板が付加されると,座部が蓋付きの収納箱となった典型的なハイバック(高い背もたれ)式の領主や司教用のいすとなる。 ルネサンスになると,イタリアではダンテスカdantescaやサボナローラsavonarolaとよばれる古代ローマ風の折りたたみ式のいすが上流階級の社交生活で愛用された。またフィレンツェ産のタピスリーをシートとバックに張ったひじ掛けいすや豪華な彫刻で飾ったカッサパンカcassapancaとよばれる長いすなどは,公的な社交用の家具であった。…

※「ダンテスカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android