チャリス,J.(読み)ちゃりす

世界大百科事典(旧版)内のチャリス,J.の言及

【海王星】より

…1843年,ゲッティンゲン王立科学協会がこの問題に賞金を出すと発表したのに応じて,イギリスのJ.C.アダムズとフランスのU.J.J.ルベリエは独立に研究を開始し,天王星の外側に未知の惑星が存在し,これが天王星の運動を乱しているという仮定のもとに未知の惑星の位置を計算した。イギリスではケンブリッジ天文台のチャリスJ.Challis(1803‐82)が捜索にあたったが,詳しい星図がなかったために観測は難航した。一方,ベルリン天文台のガレは,46年9月23日ルベリエの手紙を受けとると,作成されたばかりの星図をもとに捜索を行い,30分とたたないうちに予報と52′ずれた位置に星図にない8等星を発見した。…

※「チャリス,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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