世界大百科事典(旧版)内のツィルケル,F.の言及
【岩石学】より
… 歴史的に見ると,岩石の記述が18世紀末ごろから多く行われた。そして19世紀後半に顕微鏡による岩石の観察がドイツのツィルケルF.ZirkelやローゼンブッシュH.Rosenbuschなどにより精力的に行われ,岩石の記載,命名,分類などが体系化したことによって,記載的岩石学は地質学の一つの分野として確立した。19世紀末から20世紀初めにかけて,岩石の成因の考察に物理化学とくに化学熱力学あるいは化学平衡論が導入されるようになり,成因的岩石学が急速に発展した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」