テヘラン協定(読み)てへらんきょうてい

世界大百科事典(旧版)内のテヘラン協定の言及

【OPEC】より

…その原動力となったのは,価格の低迷によって需要が急増し,石炭から石油への転換が急進していったのに対して,新規の開発は進展せず,市場で需給迫化の傾向が顕著となったことであろう。まず,70年9月,リビアが原油公示価格と国際石油会社の所得税率の引上げに成功し,71年2月には,アラビア湾岸6ヵ国と国際石油会社との間にテヘラン協定が結ばれて,所得税率と公示価格の以後5年間の引上げ方式が規定された。さらに72年1月と73年6月には,通貨調整によるドル購買力の低下を補塡(ほてん)するための公示価格引上げ方式を規定したジュネーブ協定と新ジュネーブ協定とが締結された。…

※「テヘラン協定」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」