テュルタイオス(読み)てゅるたいおす

世界大百科事典(旧版)内のテュルタイオスの言及

【ギリシア文学】より

…初期のエレゲイア詩人たち(エレジー)の主題はいずれも,現実の社会と人間のあるべき姿に迫ろうとしている。スパルタのテュルタイオスTyrtaiosは内戦克服に向かう市民の勇気と正義心こそ新しい社会秩序の礎となるべきことを,パロスのアルキロコスは戦乱の悲哀を超克する果敢な心意気を歌う。彼はまたみずからの創始したイアンボス詩を風刺の武器として,何ものにも屈しない己の姿を映しだす。…

※「テュルタイオス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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