世界大百科事典(旧版)内のディクソン,R.B.の言及
【アメリカ・インディアン】より
…この音声と意味の呼応関係が,同一語族や,あるいは他のア諸語にも平行現象が見られるかは今後の研究による。
[分類と分布]
パウエルが1891年に北米ア諸語を55の語群に分類して後,ディクソンR.B.DixonとクローバーA.L.Kroeberが1910‐19年に,カリフォルニアの語族を比較,ホカ語族群Hokan,ペヌート語族群Penuteなどの可能性を指摘,さらにサピアE.Sapirはパウエルによる五十数個の語族を六つの大語族に整理することを提案したが,問題のある大語族もあり,種々の修正の説が研究者によりなされている。分類上の仮説的性格は中米,南米と進むほどに強まるが,それは未知の度合に比例している。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」