デゾメ(読み)でぞめ

世界大百科事典(旧版)内のデゾメの言及

【育児】より

…七夜の祝には生児の名付けを行い,産婆,実家の母親,仲人の女親,近親等を招いて盛大な共食の祝を行って,生児をこの世のものとして承認する。 七夜または11日目の〈初外出〉をウイデ,イダシハジメ,デゾメなどといい,生児に初めて日の目を見せる。菅笠やむつきをかぶせて竈神,井戸神,厠神(かわやがみ),屋敷神などの家の神々に参って供物をする土地もある。…

【七夜】より

…産婦の忌の晴れていく最初の段階であって,父親の忌は一般にこの日で明けるとされている。また七夜をウイデ,デゾメ,イダシハジメなどといって,生児にはじめて日の目を見せる初外出の儀礼がある。生児におむつや菅笠などをかぶせて,竈神,井戸神,厠(便所)神,屋敷神などに参って供物をする。…

※「デゾメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む