世界大百科事典(旧版)内のデリウス,F.の言及
【イギリス音楽】より
…19世紀にはJ.フィールドのピアノ曲と,A.S.サリバンのオペレッタ以外に特筆すべきものはない。
[20世紀]
20世紀に入るとまず管弦楽曲の分野に活発な動きが見られ,スタンフォードC.V.Stanford(1852‐1924)とE.エルガーに続き,デリウスF.Delius(1862‐1934),ホルスト,ボーン・ウィリアムズらが活躍した。より若い世代の代表にはウォルトンW.Walton(1902‐ )やティペットM.Tippett(1905‐ )らが含まれるが,現代音楽の代表者はブリテンで,《ピーター・グライムス》や《真夏の夜の夢》などのオペラをはじめ,管弦楽曲や合唱曲の分野においても優れた手腕を発揮している。…
※「デリウス,F.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」