世界大百科事典 第2版「データ圧縮」の解説 データあっしゅく【データ圧縮 data compression】 再現できる形でデータ長を小さくする処理。データ圧縮を行うことで伝送時間や記憶媒体の使用量を削減することができる。データ圧縮は符号化の一種であり,情報源符号化や高能率符号化と呼ばれることもある。 データ圧縮は復元したときに元のデータ(ビット列)を完全に再現できるように圧縮する無歪み圧縮(可逆符号化,lossless compression)と必要な情報だけを復元できるように圧縮する歪みありの圧縮(非可逆符号化,lossy compression)の二つに大きく分類される。 出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報