デーファ(読み)でーふぁ

世界大百科事典(旧版)内のデーファの言及

【ドイツ映画】より

…敗戦直後に廃墟のなかでつくられた映画は〈瓦礫映画〉などとも呼ばれた。東ドイツ映画の再建にはソビエトの映画人が協力し,西ドイツ映画の復興にはプロデューサーのエーリッヒ・ポマーがハリウッドから復帰して力を尽し,1946年,東ドイツでは製作配給会社デーファDEFA(Deutsche Film AG)が,西ドイツでは新ドイツ映画社NDF(Neue Deutsche Filmgesellschaft)が設立された。戦後のドイツ映画の第1作は,新人ウォルフガング・シュタウテ監督の東ドイツ映画《殺人者はわれわれの中にいる》(1946)で,つづいてランプレヒト監督《ベルリンのどこかで》(1947),ユダヤ人迫害をテーマにしたクルト・メーツィヒ監督《日かげの結婚》(1947),シュラタン・ドゥドゥ監督《日々のパン》(1949)などがつくられ,とくに戦争挑発者を批判したメーツィヒ監督《神々の会議》(1950)が傑作として知られた。…

【ポツダム】より

…ベルリン南西部に隣接し,エルベ川の支流ハーフェル川に沿う工業・文化・観光都市。機械・車両製造・鉄鋼・電気・電子工業,合成繊維・食品工業のほか,旧東ドイツ唯一の映画会社デーファDEFAの撮影所,中央気象台,天文台,教育大学,さらに幹部公務員養成のための国家学・法律学アカデミー,映画芸術大学など教育・研究機関も多い。1411年以来自治都市として知られ,16世紀にはオランダ人織工,17世紀にはフランスからユグノーが移住定着した。…

※「デーファ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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