トリガー価格制度(読み)とりがーかかくせいど

世界大百科事典(旧版)内のトリガー価格制度の言及

【鉄鋼業】より

… 事実,アメリカは,対日鉄鋼輸入規制をさまざまな形で試みてきている。すなわち,1969年の日本側の〈自主規制〉に始まり,76年の〈日米合意〉(政府間交換公文)による規制を経て,78年からはトリガー価格制度trigger price mechanismが導入された(1980年に一時停止されたが,すぐ復活)。この制度は,一定の基準価格を下回る輸入鋼材に対して,反ダンピング法による手続を経ずして自動的に引金triggerを引くという,実質的な一方的輸入規制である。…

※「トリガー価格制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android