トリヨードチロニン

栄養・生化学辞典 「トリヨードチロニン」の解説

トリヨードチロニン

 T3と記す場合がある.甲状腺ホルモン一つで,活性が強い.活性のない異性体リバーストリヨードチロニン(rT3)もある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のトリヨードチロニンの言及

【甲状腺】より

…濾胞から分泌される甲状腺ホルモンにはチロキシンthyroxine(サイロキシンともいう。T4と略記)とトリヨードチロニンtriiodothyronine(トリヨードサイロニンともいう。T3と略記)があるが,いずれもチログロブリンの分子中のチロシンにヨウ素(ヨード)が結合してできる。…

【チロキシン】より

…甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンの一つで,その構造の中にヨウ素を含んでいるのが特徴。甲状腺ホルモンにはこのほかにトリヨードチロニンtriiodothyronine(T3と略記)がある。末梢組織のT3の80%はチロキシン(T4と略記)からヨウ素が一つとれてできたものである。…

※「トリヨードチロニン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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