世界大百科事典(旧版)内のドネツ・プリドニエプル経済地域の言及
【ドネツ炭田】より
…地表は乾燥したステップのゆるい丘陵で,標高は200~300m程度,地表は黄土の変化した褐色土がおおう。経済地理的には,この地方とはるか西方のドニエプル沿岸諸都市,大型水力発電所,鉄鉱石産地等と一体とされてドネツ・プリドニエプル経済地域が設定されている。基幹産業部門,機械工業部門,エネルギー部門の突出した重工業地帯であるほか,酪農,テンサイなどを含む発達した農業地帯でもあり,交通の便もきわめてよいという特色をもつ。…
※「ドネツ・プリドニエプル経済地域」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」