ドラブル,M.(読み)どらぶる

世界大百科事典(旧版)内のドラブル,M.の言及

【イギリス文学】より

…それどころか,小説の根幹ともいえる〈物語性〉を否定しようとする試みさえ,例えばサミュエル・ベケットによってなされている。イギリス独特の〈ノベル〉は,いまや崩壊するかのように見えるが,その一方,本来の風俗小説の伝統を,新しい社会環境のなかで再確認しようとする活動も,マーガレット・ドラブルやA.ウィルソンらによって特に第2次世界大戦後に顕著になってきた。
[短編小説]
 このような20世紀におけるイギリス小説の変質のひとつのあらわれが,短編小説の勃興である。…

※「ドラブル,M.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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