ド・イェール(読み)どいぇーる

最新 地学事典 「ド・イェール」の解説

ド・イェール

De Geer, Gerard

1858.10.2~1943.7.23 スウェーデン 伯爵ストックホルム生れの地質学者。1887~1924年ストックホルム大学教授,没年まで同大学地質年代研究所長。氷河地質・旧海岸線・先カンブリア準平原など第四紀その他に大きい業績を残した。1884年に氷縞粘土による絶対年代編年法を提唱,1910年に『Geochronology of the last 12,000years』を発表,画期的な反響をよんだ。スウェーデン後氷期の年代的研究は大冊『Geochronologia Suecica』(1940)に集約された。後年スウェーデン・北米などと氷縞による遠隔地対比(彼のteleconnection)を行い,若干の批判を受けた。参考文献H.v.Eckermann(1945) Quart.J.Geol.Soc.

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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世界大百科事典(旧版)内のド・イェールの言及

【氷縞粘土】より

…したがってそのような砂と粘土とが,厚さ3cm以下の色の明暗で示される年輪と同じ意味の年層として,くり返し重なっている。スウェーデンのド・イェールG.De Geer(1858‐1943)はこれを〈バーブ〉(反復するという意味)と名づけた。 氷河の後退した方向に,このような氷縞粘土の露頭を追ってそれぞれのところでの氷縞の層序を対比していけば,氷河が後退した時期やその速度を知ることができる。…

※「ド・イェール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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