世界大百科事典(旧版)内のド・イェールの言及
【氷縞粘土】より
…したがってそのような砂と粘土とが,厚さ3cm以下の色の明暗で示される年輪と同じ意味の年層として,くり返し重なっている。スウェーデンのド・イェールG.De Geer(1858‐1943)はこれを〈バーブ〉(反復するという意味)と名づけた。 氷河の後退した方向に,このような氷縞粘土の露頭を追ってそれぞれのところでの氷縞の層序を対比していけば,氷河が後退した時期やその速度を知ることができる。…
※「ド・イェール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」