ヌーベル・クリティク(読み)ぬーべるくりてぃく

世界大百科事典(旧版)内のヌーベル・クリティクの言及

【文芸批評】より

…また30年代にアメリカで興った〈ニュー・クリティシズム〉も,とりわけ詩的言語の表出力を,その意味の重層性において見定めていく。さらにフランスでは,C.デュ・ボスやジュネーブ学派における批評対象への内的同化を方法的に推し進めて,批評とは批評家が主体的に選び取ったなんらかの方法(現象学,深層分析等々)を援用しながら,作品内に彫り込まれた時間意識,作品内ではむしろ埋もれている一見ささやかな事象にまとわりつくエロスなどを手がかりに,作品が作品として存在し始める瞬間の構造を照らし出そうとする〈ヌーベル・クリティク〉の批評家たちが出現する。これらの批評はいわゆるジャーナリズム批評から多少とも遠く,また多少とも文芸美学的である。…

※「ヌーベル・クリティク」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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