世界大百科事典(旧版)内のネオ・ゲルフィズモの言及
【ジョベルティ】より
…イタリアの思想家,政治家。リソルジメント運動の中で,リベラルな教皇を核とするイタリア統一のプログラム(ネオ・ゲルフィズモ)を提唱する。教皇ピウス9世の即位(1846)後,このプログラムは影響力を強め,ジョベルティもサルデーニャ王国の首相を務める(1848)。…
【リソルジメント】より
…イタリアでは1861年に国家統一が実現してイタリア王国が成立するが,この新国家の形成に至る歴史過程を総称してリソルジメントと呼ぶ。日本では〈イタリア統一〉ともいう。リソルジメントとはもともと〈再興〉〈復興〉の意味で,18~19世紀の思想家や運動家によって諸改革の課題が,沈滞しているイタリアに再び過去の繁栄をよみがえらせる課題,つまりリソルジメントとして自覚され,その名において運動が進められたことに由来する。…
※「ネオ・ゲルフィズモ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」