ハインロート,O.(読み)はいんろーと

世界大百科事典(旧版)内のハインロート,O.の言及

【動物行動学】より

…モーガンらは客観主義の名のもとに,生物体を一つの刺激反応系とみなす動物心理学を提唱し,以後19世紀後半から20世紀にかけては,これとJ.ロエブらの反射,走性の生理学が,動物行動研究の主流となる。 ファーブルを代表とする在野の研究者の間に伝えられた行動研究の博物学的な側面は,O.ハインロート,C.O.ホイットマン,J.S.ハクスリーらに受け継がれ,やがて1930年代から40年代にかけて,K.ローレンツによって,動物行動学の理論づけがなされる。そして1973年のローレンツ,N.ティンバーゲン,K.vonフリッシュのノーベル医学生理学賞受賞によって,自然科学としての認知を得た。…

※「ハインロート,O.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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