世界大百科事典(旧版)内のハタケナの言及
【漬菜】より
…そのような両用の利用から油料専用の作物としてアブラナ(ナタネ)が育成される一方,野菜専用の作物として多数のアブラナ類の品種群が東アジアで選択されてきた。それらはカブやハクサイ類,さらにはカブに近縁なハカブラ(ノザワナ(イラスト)),ヒノナ(イラスト),スグキナ,コマツナ(イラスト)などと,アブラナに近縁なハタケナ,マナなど,あるいは独特の形態と特性をもつミズナ(キョウナ(イラスト)),タイサイ(シャクシナ)などである。 このように漬菜の起源にはアブラナ(ナタネ)が密接な関係をもつが,アジアでその分化がみられるところから,シンスカヤE.N.Sinskaja(1928)はアジアを原産地域としている。…
※「ハタケナ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」