世界大百科事典(旧版)内のハンソン=ヤップの式の言及
【後代検定】より
…母娘比較法には遺伝方眼法と種雄指数法があり,遺伝方眼法は方眼紙の上に母の成績を横軸に娘の成績を縦軸にとって点を打ち,その分布によって雄の能力を推定する方法である。種雄指数法は娘の成績(D)と母の成績(M)の値から指数(S)を算出し優劣の評価をするもので,代表的なハンソン=ヤップ(Hansson & Yapp)の式はS=2D-Mで表される。同期比較法というのは環境の差による誤差を取り除くために考えられたもので,雄の種畜価を決めるのに同じ群の中の同じ時期に検定を受けた他の雄畜の子の成績と比較するもので,群や年次の違いによる環境の影響を避けることができる。…
※「ハンソン=ヤップの式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」